第3問配点 2点
表現の自由に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,正しいものには〇,誤っているものには×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。(解答欄は,[№5])
ア. 裁判所による出版物の頒布等の事前差止めは,憲法第21条第2項にいう検閲に当たり原則として禁じられるが,出版等の表現の自由が個人の名誉の保護と衝突する場合には,厳格かつ明確な要件の下,例外的に事前差止めが許容されることがある。
イ. 犯罪ないし違法行為のせん動は,表現活動としての性質を有するが,具体的事情の下,そのせん動が重大な害悪を生じさせる蓋然性が高く,その害悪の発生が差し迫っていると認められる場合であれば,公共の福祉に反し,表現の自由の保護を受けるに値しないものとして,制限を受けるのはやむを得ない。
ウ. 我が国において既に頒布され,販売されているわいせつ表現物を,税関検査による輸入規制の対象とすることは,憲法第21条第1項の規定に違反するものではない。
1. ア○ イ○ ウ○2. ア○ イ○ ウ×3. ア○ イ× ウ○4. ア○ イ× ウ×5. ア× イ○ ウ○6. ア× イ○ ウ×7. ア× イ× ウ○8. ア× イ× ウ×