司法試験短答式過去問演習

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2020年 司法試験予備試験 民法・商法・民事訴訟法

第29問配点 2点

手形の支払及び手形保証に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものはどれか。(解答欄は,[№30])
1. 手形債務者が手形の満期前に期限の利益を放棄して手形金の支払をしようとするときは,手形所持人は,その支払を受けることを要しない。
2. 判例の趣旨によれば,約束手形の補箋の表面にした単なる署名は,保証その他これと同一の意義を有する文字の表示がなくても,保証とみなされる。
3. 裏書の連続がある手形の手形債務者は,単に所持人が無権利者であることを知っているだけではなく,所持人が無権利者であることを容易かつ確実に立証し得る証拠方法があることを知っていながら手形金の支払を拒まなかった場合に,悪意があると認められ,支払免責を受けることができない。
4. 約束手形の受取人が振出人に対して手形上の債務の履行を請求した場合には,手形保証人に対しては時効の中断の効力が生じない。
5. 手形の支払免責は,手形債務者ではなく,支払担当者が支払をした場合には,適用されない。