司法試験短答式過去問演習

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2020年 司法試験予備試験 一般教養

45問中20問選択(1問3点・60点満点)

第9問配点 3点

次の文章は,江戸時代の俳人,津田 休甫きゅうほの逸話である。この話の内容について述べたものとして明らかに誤っているものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№9])
1. 休甫は若い頃,仕えていた主君との別れを経験し,それをきっかけに髪を下ろしたが,厳しく戒律を守って仏道修行をするというのではなく,自由な境涯にあった。
2. 休甫には武士だった頃に身に付けた高い教養が備わっており,俳諧も習わずして巧みであった。
3. 栗東寺の住持に頼まれて,休甫は客殿の戸に即興で虎を3頭描いたが,髭を描き忘れてしまった。
4. 描き上がった虎の見事な筆勢に住持はただただ感嘆していたが,夜も更けたので,休甫は帰宅した。
5. 翌日,やってきた旦那衆が虎の髭がないことに気付いた。休甫にそれを語ったところ,休甫は即座に絵の片隅に毛抜きを描いたので,皆はその当意即妙に感じ入った。
【出典】井原西鶴『西鶴名残の友』