司法試験短答式過去問演習

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2019年 司法試験予備試験 民法・商法・民事訴訟法

第42問配点 2点

処分権主義に関する次の1から5までの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを2個選びなさい。(解答欄は,[№50],[№51]順不同)
1. 不法行為による人身に係る損害賠償請求権に基づき,慰謝料100万円及び休業損害300万円の支払を求める請求に対し,裁判所は,慰謝料150万円及び休業損害200万円の支払を命ずる判決をすることができる。
2. 原告の被告に対する損害賠償債務のうち100万円を超える部分の不存在確認請求に対し,裁判所は,その損害賠償債務のうち50万円を超える部分が不存在であることを確認するとの判決をすることができる。
3. 境界確定訴訟において,裁判所は,原告の請求を棄却するとの判決をすることができる。
4. 建物所有目的の土地賃貸借契約の終了に基づき,建物収去土地明渡しを求める請求に対し,被告が建物買取請求権を行使した場合には,裁判所は,建物を引き渡して土地を明け渡すことを命ずる判決をすることができる。
5. 相続財産に属する債務の債権者が相続人に対してその債務の弁済を求める訴訟において,相続人が主張する限定承認の事実を認めることができる場合には,裁判所は,相続によって得た財産の限度で当該債務の弁済を命ずる判決をすることができる。