第12問配点 2点
性的自由に対する罪に関する次の1から5までの各記述を判例の立場に従って検討した場合,誤っているものはどれか。(解答欄は,[№18])
1. 強制わいせつ罪は,告訴がなくても公訴を提起することができる。
2. 15歳の者に対し,その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じてわいせつな行為をした場合には,暴行又は脅迫を用いていなくても,監護者わいせつ罪が成立する。
3. 強制性交等罪の犯人が,強制性交を行った直後に強盗の犯意を生じて,同じ被害者に対し,強盗罪の手段に当たる脅迫を加えて財物を強取した場合には,強制性交等罪と強盗罪の併合罪となる。
4. 強制性交等罪については,女性も男性も,その行為の主体となり得るし,客体ともなり得る。
5. 強制性交の意思をもって暴行又は脅迫を用いて被害者を抗拒不能にさせた後,その状態に乗じて性交をした場合には,準強制性交等罪ではなく,強制性交等罪が成立する。