司法試験短答式過去問演習

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2019年 司法試験予備試験 一般教養

42問中20問選択(1問3点・60点満点)

第1問配点 3点

元号の在り方は,時代によって変化を遂げてきた。元号について説明した記述として明らかな誤りを含むものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№1])
1. 『日本書紀』には,皇極天皇4年を改めて大化元年とするとあり,その後に白雉と朱鳥への改元について記されている。しかし,元号が継続して用いられるようになるのは,大宝からである。
2. 1392 年の南北朝の合体により,元号は南朝の元中に統一された。それまで南北朝時代には,複数の元号が併存していた。
3. 明治天皇の即位の礼が済むと,慶応4年を明治元年と改めるとともに,「今より以後,旧制を革易し,一世一元,以て永式と為す」(原漢文)とした。これにより,吉事や凶事による改元は行わないという新たな方針を示した。
4. 1889 年制定の旧皇室典範で「践祚ノ後元号ヲ建テ一世ノ間ニ再ヒ改メサルコト明治元年ノ定制ニ従フ」とされた。この下で,明治から大正へ,大正から昭和への二度の改元があり,いずれも詔書によりなされた。
5. 1947 年に旧皇室典範が廃止されると,元号について,明文の規定を持つ法令は存在しなくなった。そのため,1979 年に元号法が制定され,「元号は,政令で定める」との規定が置かれた。