第28問配点 3点
太陽と地球に関する次のアからエまでの各記述について,正誤の組合せとして正しいものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№28])
ア. 地球の磁場は,太陽活動の活発な時期には強まり,不活発期には弱まる。そのため,太陽から放出される太陽風は,活発期に地球圏へ進入しやすくなり,オーロラの発生頻度を高めたり,デリンジャー現象を起こすなど大気に作用している。
イ. 太陽の黒点数は, 2017 年に極小期に入った。予想より早い極小期の到来で,今後の推移が注目されている。小氷期には,西暦 1645 ~ 1715 年にマウンダー・ミニマムが, 17 世紀末~ 18 世紀初頭にダルトン・ミニマムが,それぞれ認められているが,近年の黒点数の状況は後者にやや類似した推移を示しつつあるという見方もできる。
ウ. 太陽活動の活発度は,熱圏では気温を数百 K も変動させ,また,成層圏では亜熱帯高圧帯の気圧と,海洋表面ではグローバル平均海面水温と,それぞれ有意な正相関を示す。太陽活動の地球気候への影響としては,大気圏上部からのものと海面からのものが考えられる。
エ. 地球は太陽を1つの焦点とする楕円運動をしている。その楕円運動は離心率が約 4.1 万年の周期で変動しており,現在は比較的円形に近い状況で,今後も円形に近い方へ推移し,氷期・間氷期の気候変動の一因となっている。
1. ア 正 イ 誤 ウ 正 エ 誤
2. ア 誤 イ 正 ウ 正 エ 誤
3. ア 正 イ 正 ウ 誤 エ 誤
4. ア 正 イ 誤 ウ 誤 エ 正
5. ア 誤 イ 誤 ウ 正 エ 正