司法試験短答式過去問演習

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2017年 司法試験 刑法

第12問配点 4点

次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからオの順に[№18]から[№22])
ア. 甲は,自転車Aが,乙が自ら窃取した自転車Bからサドルを取り外し,乙所有の別の自転車本体に容易に着脱可能な状態で取り付けて完成させたものであると知りつつ,乙から自転車Aを購入した。甲には盗品等有償譲受け罪が成立する。[№18]
イ. 甲は,盗品であると知りつつ,窃盗犯人乙から依頼を受けて保管していた宝石を乙に返却した後,改めて乙から依頼を受け,預かった同宝石を事情を知らない丙に売却した。甲には盗品等有償処分あっせん罪のみが成立する。[№19]
ウ. 甲は,刑法第41条の刑事未成年である乙が窃取した物を,盗品であると知りつつ,乙から無償で譲り受けた。甲には盗品等無償譲受け罪は成立しない。[№20]
エ. 甲は,親族関係にない窃盗犯人乙から盗品の保管を依頼された。甲は,同盗品が,甲の実父丙の自宅から窃取された丙所有の物であると知りつつ,乙からの依頼を受け入れて,同盗品を保管した。甲は盗品等保管罪の刑が免除される。[№21]
オ. 甲は,妻乙が,親族関係にない窃盗犯人丙から盗品であると知りつつ購入した物を,乙から依頼を受け,盗品であると知りつつ,乙の指定した場所まで運んだ。甲は盗品等運搬罪の刑が免除される。[№22]