第5問配点 2点
AとBが各2分の1の割合で共有する甲土地の法律関係に関する次の1から4までの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものはどれか。(解答欄は,[№5])
1. Aは,甲土地の不法占拠者に対し単独で不法行為に基づく損害賠償を請求することができるが,Aの請求することができる損害賠償の額は,Aの持分割合に相当する額に限られる。
2. AB間の合意により甲土地をAが単独で使用する旨を定めた場合,Aは,甲土地を単独で使用することができるが,その使用による利益についてBに対し不当利得返還債務を負う。
3. Aが死亡し,その相続人の不存在が確定するとともに,甲土地がAの特別縁故者に対する財産分与の対象にもならなかったときは,Aの有していた甲土地の持分はBに帰属する。
4. Aが甲土地の管理費用のうちBが負担すべき分を立て替えて支払った後,Bが甲土地の自己の持分をCに譲渡した場合,Aは,Cに対し,その立替金額の支払を請求することができる。