司法試験短答式過去問演習

過去問と解説で知識を確認

2015年 司法試験予備試験 刑法・刑事訴訟法

第26問配点 2点

次の【記述】は,控訴審における控訴申立ての理由の審査に関する最高裁判所の判例からの引用である。【記述】中の①及び②の( )内に入る適切な語句の組合せとして正しいものは,後記1から6までのうちどれか。(解答欄は,[№44])
【記 述】
刑訴法は控訴審の性格を原則として事後審としており,控訴審は,第一審と同じ立場で事件そのものを審理するのではなく,当事者の訴訟活動を基礎として形成された第一審判決を対象とし,これに事後的な審査を加えるべきものである。第一審において,直接主義・口頭主義の原則が採られ,争点に関する証人を直接調べ,その際の証言態度等も踏まえて供述の信用性が判断され,それらを総合して(①)が行われることが予定されていることに鑑みると,控訴審における(②)の審査は,第一審判決が行った証拠の信用性評価や証拠の総合判断が論理則,経験則等に照らして不合理といえるかという観点から行うべきものであって,刑訴法第382条の(②)とは,第一審判決の(①)が論理則,経験則等に照らして不合理であることをいうものと解するのが相当である。したがって,控訴審が第一審判決に(②)があるというためには,第一審判決の(①)が論理則,経験則等に照らして不合理であることを具体的に示すことが必要であるというべきである。
1. ①訴訟手続 ②事実誤認
2. ①訴訟手続 ②訴訟手続の法令の違反
3. ①法令の適用 ②法令の適用の誤り
4. ①法令の適用 ②訴訟手続の法令の違反
5. ①事実認定 ②事実誤認
6. ①事実認定 ②法令の適用の誤り