司法試験短答式過去問演習

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2014年 司法試験予備試験 憲法・行政法

第19問配点 3点

行政機関の保有する情報の公開に関する法律(以下「情報公開法」という。)に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№43]から[№46])
ア. 情報公開法は,国民主権の理念にのっとり,政府の諸活動について国民に説明する責務が全うされるようにするとともに,国民の的確な理解と批判の下にある公正で民主的な行政の推進に資することを目的とするものであるから,行政文書の開示請求権は,外国人には認められていない。[№43]
イ. 情報公開法は,公にすることにより国の安全が害されるおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報を不開示情報としているが,これは,この種の情報については,開示・不開示の判断に高度の政策的判断が伴い,また,国防,外交上の専門的,技術的判断を要するという特殊性があるため,行政機関の長の判断に裁量を認める趣旨である。[№44]
ウ. 行政機関の長は,情報公開法に基づく開示請求に係る行政文書が他の行政機関により作成されたものである場合,当該行政文書の開示の是非を判断することができないので,当該開示請求を却下することができる。[№45]
エ. 行政機関の長は,国,独立行政法人等,地方公共団体,地方独立行政法人及び開示請求者以外の者(以下「第三者」という。)に関する情報が記録されている行政文書を情報公開法第7条の規定により開示しようとするときは,開示決定に先立ち,所在の判明している第三者に対し,意見書を提出する機会を与えなければならない。[№46]
(参照条文)情報公開法
第7条行政機関の長は,開示請求に係る行政文書に不開示情報が記録されている場合であっても,公益上特に必要があると認めるときは,開示請求者に対し,当該行政文書を開示することができる。