第14問配点 3点
ヨーロッパ各国の政治に関する記述として最も適切なものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№14])
1. ウエストミンスター・モデルの母国であるイギリスでは,第二次世界大戦終了以降は保守党又は労働党のいずれかが政権を担当していて,複数政党による連立政権が結成されたことはない。
2. 1950 年代以降のフランスでは,直接選挙で選ばれる大統領とは別に首相職が設けられており,首相は大統領と同じ政党に属する下院議員の中から指名され,事実上副大統領の役割を果たす。
3. 第二次世界大戦後の(西)ドイツでは,連邦議会に比例代表制を基本とした選挙制度が採用されており,ごく短期間を除いて連立政権が形成されているが,連邦首相の在任期間は比較的長い。
4. 1970 年代以降のイタリアでは,統一された経営者・労働組合それぞれの頂上団体と政府が公式・非公式に協議して,互いに協調しながら経済政策を実施するネオ・コーポラティズムが行われている。
5. スペインでは,2010 年以降に巨額の財政赤字が明るみになり,緊縮財政とユーロ圏残留をめぐって国内対立が激化し,短期間に総選挙や政権交代が度々行われるなど政治が不安定化している。