第32問配点 3点
溶解度が小さな気体が液体(溶媒)に溶けるとき,次の「ヘンリーの法則」が成り立つことが知られている。ヘンリーの法則:一定量の溶媒に溶ける気体の質量は,一定温度の下ではその気体の圧力(混合気体の場合には分圧)に比例する。この法則を基にして,次の1から5までの記述のうち,明らかに誤っているものを選びなさい。ただし,ここで扱う気体はすべてヘンリーの法則に従う理想気体であり,混合しても反応を起こすことはないものとする。また,全てが一定温度の下での現象についての記述であるものとする。(解答欄は,[№32])
1. 1 気圧でVL の溶媒Xと接すると m1 g 溶ける気体G1は,2 気圧でVL の溶媒Xと接したときには 2m1 g 溶ける。
2. 1 気圧でVL の溶媒Xと接すると v2 mL 溶ける気体G2は,2 気圧でVL の溶媒Xと接したときには 2v2 mL 溶ける。ただし,気体の体積はそれぞれの圧力下で測った値である。
3. 気体G3は 1 気圧でVL の溶媒Xと接すると m3 g 溶ける。気体G4は 1 気圧でVL の溶媒Xと接すると m4 g 溶ける。このとき気体G3と気体G4の物質量比 1:1 での混合気体が 2気圧でVLの溶媒Xと接すると,気体G3は m3 g 溶ける。
4. 気体G5は 1 気圧でVLの溶媒Xと接すると m5 g 溶ける。気体G6は 1 気圧でVL の溶媒Xと接すると m6 g 溶ける。このとき気体G5と気体G6の物質量比 1:3 での混合気体が 2気圧でVLの溶媒Xと接すると,気体はあわせて(0.5m5+1.5m6)g 溶ける。
5. 1 気圧でVL の溶媒Xと接すると m7 g 溶ける気体G7は,2 気圧で 2VL の溶媒Xと接したときには 4m7 g 溶ける。