第26問配点 3点
哺乳類と昆虫を比較すると,形態,免疫,生理及び発生において,共通する部分と異なる部分がある。次の a から e までの各記述のうち,正しいものの組合せを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№26])
a.哺乳類では体内を巡る血管を赤血球が通り,各組織に酸素を運ぶ。一方,昆虫では体内を気管が巡り,気管内の空気から直接,各組織へと酸素が運ばれる。b.昆虫には病原微生物のパターンを認識し,病原微生物を排除する自然免疫が存在する。一方,哺乳類には B 細胞や T 細胞が関わる獲得免疫しか存在しない。c.昆虫の体表面には明瞭に体節が見られるが,哺乳類では顕著には見られない。しかし,昆虫でも哺乳類でも胚発生期にはホメオティック遺伝子が体節形成に働く。d.哺乳類は高度に発達した脳を持ち,記憶ができる。一方,ほとんどの昆虫は脳が小さく記憶ができないが,その代わりに多様な生得的(本能)行動を示す。e.雌のカイコガが出す性フェロモンや働きアリが出す道標フェロモンなど,昆虫にはフェロモンが存在するが,哺乳類にはこうしたフェロモンは存在しない。
1. a b
2. a c
3. b e
4. c d
5. d e