第17問配点 3点
ミクロ経済学における標準的な余剰分析では,市場取引によって発生する余剰として,需要側の消費者が受ける消費者余剰と,供給側の生産者が受ける生産者余剰とを考える。また,その和である総余剰が最大化されるときのことを効率的な状態とする。これに従って考えて,市場独占は効率性を損なうと結論される。その説明として最も適切なものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№17])
1. 独占的供給者が,市場価格をつり上げようとして,生産量を少なくしてしまうから。
2. 複数の企業間での競争が起きないため,技術革新が遅れてしまうから。
3. 消費者が購買するときに,独占でないときと比べて高値で買わされてしまうから。
4. 新規参入があれば消費者に選択の幅が広がるはずなのに,それが実現しないから。
5. 独占企業は超過利潤を上げており,それが市場をゆがめ,公平でなくなってしまうから。