司法試験短答式過去問演習

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2013年 司法試験 公法系科目

第33問配点 3点

処分の取消しの訴えの審理に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№71]から[№74])
ア. 審査請求前置主義が採用されている場合に,審査請求が不適法として却下されたときは,審査請求前置を満たしたことにはならないが,適法な審査請求がされたにもかかわらず,裁決庁が誤って審査請求を却下した場合には,裁決庁は実体審理の機会を与えられていたのであるから,審査請求人は,直ちに処分の取消しの訴えを提起することができる。[№71]
イ. 取消訴訟においては,自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができず,原告がこの制限に触れる主張のみを行っている場合には,訴えが却下されることになる。[№72]
ウ. 原処分の取消訴訟と原処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合,原処分の取消訴訟においては,裁決固有の瑕疵を主張することもできる。[№73]
エ. 国家公務員法に基づき人事院が行う修正裁決は,懲戒権者の行った懲戒処分を一体として取り消し,人事院において新たな内容の懲戒処分を行うものであるから,修正裁決が出された後において懲戒権者の行った懲戒処分の取消しを求める訴えは,訴えの利益を欠くものとして却下されることになる。[№74]