司法試験短答式過去問演習

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2013年 司法試験 公法系科目

第30問配点 3点

処分の取消しを求める利益に関する次のアからエまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№65]から[№68])
ア. 当初の更正処分による税額を減額する再更正処分は,納税者に有利な効果をもたらすものであるから,納税者にその取消しを求める利益はない。[№65]
イ. 外国人は,我が国に在留する権利や引き続き在留することを要求する権利を保障されているものではないから,在留期間の更新許可申請をした外国人に更新不許可の取消しを求める利益はない。[№66]
ウ. 市立中学校の教諭に対する同一市内の中学校間の転任処分が,教諭の身分,俸給等に異動を生ぜしめず,客観的,実際的見地からみて勤務場所,勤務内容等に何らの不利益を伴わない場合には,他に特段の事情のない限り,教諭に当該転任処分の取消しを求める利益はない。[№67]
エ. 自動車運転免許証の有効期間の更新処分は,申請を認容して利益を付する処分であり,更新によって交付される免許証が優良運転者である旨の記載のあるものか一般運転者である旨の記載のあるものかによって当該免許証の有効期間等に差異はないから,一般運転者として扱われ,優良運転者である旨の記載のない免許証を交付されて更新処分を受けた者が,自分は優良運転者に当たるとして当該更新処分の取消しを求める利益はない。[№68]