第45問配点 2点
Aに対して売買代金債権を有すると主張するXが,Aに代位して,AのYに対する貸金債権に基づき,Yに対して当該貸金の返還を求める訴えを提起した。この事例に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものはどれか。(解答欄は,[№55])
1. 当該訴訟の係属中に,AがYを被告として,XがYに対して求めているのと同一の貸金の返還を求める別訴を提起した場合には,Aの別訴は,重複する訴えの提起として却下される。
2. Xが訴えを提起した時点で,AのYに対する貸金債権について時効中断の効力が生ずる。
3. AのYに対する貸金債権の弁済期が未到来であることが明らかになった場合,裁判所は,訴えを却下しなければならない。
4. Xの主張する売買代金債権が弁済によって消滅したと主張するAは,当該訴訟に独立当事者参加をすることができる。
5. 訴えの提起前にXのAに対する売買代金債権が消滅していたにもかかわらず,AのYに対する貸金債権の不存在を理由に請求を棄却する判決がされ,その判決が確定した。この場合,Aは,Yに対する訴えを提起して当該貸金債権の存在を主張することを妨げられない。