司法試験短答式過去問演習

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2011年 司法試験予備試験 一般教養

43問中20問選択(1問3点・60点満点)

第33問配点 3点

一般に,基底状態の原子の電子配置は構成原理に従い,図の①から⑧の順序で原子番号までの電子が収容される。このとき,d軌道やf軌道に電子が部分的に収容された原子は遷移元素である。
また,原子が電子を失って陽イオンになるときには,収容される順序とは無関係に最外殻の電子が失われる。一方,陰イオンでは最外殻のs軌道とp軌道が満たされるように電子が付加する。以上の記述が例外なく成り立つとしたとき,原子やイオンに関する記述として明らかに誤っているものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№33])
問題の図表(クリックで拡大)
1. 原子の状態では,最外殻の電子はs軌道とp軌道の両方又はs軌道のみに収容される。
2. 遷移元素の原子では,最外殻の電子はs軌道に収容されるがp軌道には収容されない。
3. 内側の殻に完全に電子が収容される前に,外側の殻に電子が収容される場合がある。
4. 最外殻にあった電子がすべて失われた陽イオンでは,d軌道やf軌道の電子も最外殻の電子になる。
5. 陰イオンでは,電子数が増えるのでイオン半径が原子の状態の原子半径よりも大きくなる。