司法試験短答式過去問演習

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2009年 司法試験 刑事系科目

第29問配点 3点

窃盗罪に係る事件(以下「窃盗事件」という。)についての検察官の事件処理等に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。(解答欄は,[№55])
ア. 検察官は,略式命令の請求に際し,窃盗事件の被疑者に対し,あらかじめ,略式手続を理解させるために必要な事項を説明し,通常の規定に従い審判を受けることができる旨を告げた上,被疑者に略式手続によることについて異議がないことを書面で明らかにすれば,公訴の提起と同時に,書面で略式命令を請求することができる。
イ. 検察官は,公訴を提起しようとする窃盗事件について,被疑者が起訴状に記載された訴因について有罪である旨の陳述をしたときは,被疑者及び弁護人の意見を聴き,有罪である旨の陳述をした訴因に限り,即決裁判手続によって審判する旨の申立てをすることができる。
ウ. 検察官は,少年の窃盗事件について捜査を遂げた結果,犯罪の嫌疑があるものと思料するときであっても,少年の性格,年齢及び境遇,犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により処分を必要としないときは,これを家庭裁判所に送致しないことができる。
エ. 検察官は,窃盗事件の争点及び証拠を整理するための公判準備として,同事件を公判前整理手続に付することを裁判所に求めるには,被疑者に同手続によることについて異議がないことを書面で明らかにした上で,公訴の提起と同時に,同手続の申立てをしなければならない。
オ. 検察官は,被害者から告訴のあった窃盗事件について,公訴を提起し,又はこれを提起しない処分をしたときは,速やかにその旨を告訴人に通知しなければならず,また,公訴を提起しない処分をした場合において,告訴人の請求があるときは,速やかに告訴人にその理由を告げなければならない。
1. ア イ2. ア オ3. イ ウ4. ウ エ5. エ オ