司法試験短答式過去問演習

過去問と解説で知識を確認

2008年 司法試験 刑事系科目

第16問配点 3点

次の【見解】に従って,後記1から5までの各記述を検討した場合,誤っているものはどれか。(解答欄は,[№24])
【見 解】
A. 器物損壊罪の「損壊」とは,物の効用を害する一切の行為をいう。信書隠匿罪は,物の「損壊」のうち,信書の「隠匿」を軽く処罰する規定である。信書を「隠匿」した場合には,信書隠匿罪が成立する。
B. 器物損壊罪の「損壊」とは,物の効用を害する一切の行為をいう。信書隠匿罪は,信書の「損壊」を軽く処罰する規定である。信書を「損壊」した場合には,信書隠匿罪が成立する。
C. 器物損壊罪の「損壊」とは,物の効用を害する行為のうち,物の全部又は一部を物理的に破壊するものをいう。信書隠匿罪は,信書の「隠匿」を処罰する規定である。信書を「隠匿」した場合には,信書隠匿罪が成立する。
1. Aの見解によれば,他人の信書を隠した場合には,信書隠匿罪が成立する。
2. Bの見解によれば,他人の信書を隠した場合には,器物損壊罪が成立する。
3. Bの見解によれば,他人の信書を破った場合には,信書隠匿罪が成立する。
4. Cの見解によれば,他人の信書を破った場合には,器物損壊罪が成立する。
5. Cの見解によれば,他人の宝石を隠した場合には,器物損壊罪は成立しない。