司法試験短答式過去問演習

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2006年 司法試験 公法系科目

第37問配点 3点

行政事件訴訟法上の差止めの訴えに関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№88]から[№91])
ア. 一定の処分又は裁決がされることにより重大な損害を生ずるおそれがある場合には,差止めの訴えによる救済の必要性が認められるが,その損害を避けるため他に適当な方法があるときは,例外的に差止めの訴えによる救済の必要性が認められないものとされている。[№88]
イ. 行政庁が一定の処分をしようとしている場合に,その処分の差止めの訴えが提起されたときは,当該処分がされてしまうと訴えの利益が失われてしまうことから,差止めの訴えの提起とともに,当該行政庁は当該処分を行うことができなくなるものとされている。[№89]
ウ. 行政庁が第三者に対する一定の処分をしようとしている場合に,その処分の差止めの訴えが提起され認容判決がされたときは,当該第三者に対し判決の効力が及ばないと認容判決の意味がないから,その判決には,原則として第三者効があるとされている。[№90]
エ. 行政庁が第三者に対する一定の処分をしようとしている場合に,その処分の差止めの訴えが提起され,認容判決がされて確定したときは,関係行政庁は,その判決に拘束されるとされている。[№91]